FUN
Issue. 15

島と響き合い、心と体を満たすアクティビティとウェルネス

July 2025

ローズウッド宮古島/アイランドツアー

ローズウッド宮古島では、南国の自然と文化に深く寄り添ったアクティビティが多数用意されています。そのすべてが「土地の感性=A Sense of Place®」の思想に基づき、宮古島という場所の個性を引き出すもの。ラグーンや海辺の景色に包まれながら、自分自身を取り戻すようなひとときを提供します。

五感を満たすリゾートアクティビティ

ローズウッド宮古島にはスノーケリングやサップといったマリンアクティビティから、琉球素材を使用したスパトリートメント、朝の清々しい空気の中でのヨガやピラティス、宮古島の文化に触れるアイランドツアーなど、豊富なアクティビティとウェルネスが体験可能です。その中でもコンシェルジュ一同おすすめの体験をご紹介します。
記事の最後にはプレゼントのお知らせもございます。ぜひ最後までお付き合いください。

宮古島の澄んだ海を満喫するマリンアクティビティ

ローズウッドの目の前に広がるサンゴ礁の海では、透明度の高い水中世界を気軽に楽しめるスノーケリング体験が可能です。
カヌーは船体が透明になっており、漕ぎながら海底を覗き見ることができるため、泳ぎが得意でない方でも安心して海の世界を満喫できます。

ボードの上に立ってパドルで漕ぎ、海の上を滑るように進むサップは、落ち着いた天候であれば老若男女楽しむことのできるアクティビティとして人気。穏やかな波に揺られながら、心地よい海風と一体になる感覚が魅力です。

琉球素材で五感を癒すスパ体験

長寿の地として祝福されている沖縄。その長寿の秘訣が詰まったトリートメントをリゾート内のスパで体験することができます。

ローズウッドのウェルビーイングを体現するオリジナルブランド「Asaya(アサヤ)」を導入したのが「Asaya Spa」。トリートメントには沖縄の月桃(げっとう)やクチャ(海泥)など、沖縄の自然由来の素材を贅沢に使用しています。
月桃オイルを使ったボディトリートメントや、琉球ハーブを取り入れたフェイシャルなどがあり、心身の調和を促します。

トリートメントルームは全部で6棟あり、ゲストごとに棟が分かれ、外からも見えない構造になっているためプライベートも安心です。

スパエリアにはトリートメント後にリラックスするための部屋やプール、サウナ、ハイドロバス、メイクルームなども完備されており、しっかりと体をデトックスし、より深いリラクゼーションが体験できます。

朝から心身を整えるセッション

早朝の静けさの中で行われるヨガやピラティスのセッションも大人気。ラグーンサイドやテラスで行われるセッションでは、潮風と太陽を感じながら、自律神経を整えるひとときを味わえます。初心者から経験者まで、レベルに応じた内容で構成されています。
メニューは日替わりなので、毎日通っても異なるセッションを体験することができます。

島をめぐるアイランドツアーと宮古島の魅力

多良川酒造——77年の歴史を誇る泡盛の蔵元
1948年創業の多良川酒造は、宮古島の地で泡盛の伝統を守り続ける蔵元。仕込み水には地下から汲み上げた硬水を使用し、黒麹と伝統的な手法で仕込まれた泡盛は、力強さとまろやかさを兼ね備えています。

多良川酒造の工場見学では、蒸留工程や熟成の貯蔵庫を見学できるほか、限定泡盛のテイスティングも楽しめます。

お客様専用の貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」は、神聖な場所として崇められているウイピャー森のそばにあります。
緑に囲まれた道を歩いて行くと、厳重に守られた洞窟の入り口がお目見え。
階段をくだった洞窟の中は、あんなに暑かったのが嘘のように涼しくひんやりとしていました。

洞窟内には約5000本ほどのお客様からお預かりした泡盛が、想いのこもった直筆のメッセージタグと共に保管されています。
最低5年、最長12年お預かりして古酒として熟成させ、お客様の元に届けるのだそう。
「成人したら一緒に飲もう」「○年後の結婚記念日に飲もう」といったメッセージが印象的でした。

多良川酒造砂川社長

併設の売店では、泡盛を使ったスイーツやグッズも販売されており、お土産選びも楽しめます。

金城陶芸——島の土と火が生む器の美

300余年の歴史を持つ宮古島発の「壺屋焼」の技法を伝承してきた金城陶芸。沖縄で採れる赤土を使った器には、海の青やサンゴの白、魚、植物など、島の自然を思わせる色彩とモチーフが散りばめられています。

金城陶芸の工房では、ローズウッド宿泊者限定で陶芸体験も実施しており、旅の思い出として自作のシーサーの壁掛け飾りを制作することができます。
最初にお手本を見せていただいた時には、こんなに細かい細工のものがつくれるのかと不安になったりもしましたが、コンシェルジュ一同作業に没頭すること数時間、それぞれの個性溢れるシーサーが完成していました。
職人の手仕事と島の風景が溶け合うような、温かみあるアトリエ空間も大変魅力的でした。

大和井(ヤマトガー)——生活の要となっていた湧水

かつて宮古島では湧き水の湧く場所=ガーの周辺に集落をつくり、その湧き水を生活用水として利用していたといいます。

その中でも大和井は首里王府や薩摩藩から派遣された役人専用の井戸であったともいわれており、相方積みという技法でしっかりとした石垣がつくられていました。

井戸のあった地下空間に入ると大変涼しく、大きなガジュマルに囲まれた空間から感じる自然の力に圧倒されるばかりでした。

あたらす市場——“愛おしい”が集まるファーマーズマーケット

“あたらす”は宮古の方言で“愛おしい”という意味。宮古産の農産物を中心に、沖縄に縁のある飲食物や植物が並んでいます。

市場の入り口にあるお店でいただいたマンゴージュースが忘れられないおいしさでした。

島の食材をたっぷりいただくお食事処

“Grand Bleu Gamin”は1日5組限定で宿泊することのできるプライベートヴィラ。
そこに併設されたフレンチレストランでは、島の食材を豊富に使用した食事をいただくことができます。

ランチコースは3,800円、5,500円、8,000円の3種類。今回は3,800円のコースをいただきました。
どれも食材の旨みがギュッと凝縮され、思わず顔がほころんでしまうおいしさでした。

元々ディナーではコースのみで営業されていたのですが、5周年を機にアラカルトでも楽しむことができるようになったのだそう。
東京・恵比寿でも“GAMIN”というレストランを運営しているそうなので、訪れてみようと思います。

“鳥道楽稲村”は30年継ぎ足された秘伝のタレが人気の焼き鳥専門店。元々は東京・中野で営業されていたそうですが、宮古島に拠点を移し、観光客だけでなく地元の方々にも愛されるお店となっています。

濃厚で深みのあるタレが丁寧に焼かれた焼き鳥とマッチして、串を口元に運ぶ手が止まらなくなってしまいました。

生姜の風味が効いたお店オリジナルの「ちゅらスープ」も、体の芯から温まり、胃袋が満たされるおいしさでした。

ローズウッド宮古島は、単なる滞在先ではなく、島の鼓動に触れる「もう一つのふるさと」。アクティビティを通じて土地と対話し、人生に深みを与えるような体験が待っています。
今回はローズウッドでのアクティビティ、ウェルネス体験、宮古島のおすすめスポットを中心にお届けしました。次回は下地島を舞台にご紹介します。

それではまたコンシェルジュ便りでお会いしましょう。

ご予約・お問い合わせはメック・グランパートナーズ事務局までご連絡お願いします。

~抽選でプレゼント~

今回訪れた多良川酒造から砂川社長一押しの極上古酒を抽選で5名様にプレゼントいたします。

長期熟成古酒 久遠(720㎖・35度)
「多良川」最高級の品質を誇る『久遠』は、繊細な香りと円熟味が漂う逸品。一度はストレートで熟成古酒ならではのまろやかさを、ロックでは氷を入れたグラスに上から注いで馥郁とした泡盛ならではの香りを、どうぞお楽しみください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
※プレゼントは、「島のみつ」とどちらか一方となります。

■お申込み期限:2025年7月15日まで
※募集数(5名様)を超えた際には抽選とさせていただきます。
■お申込み:メック・グランパートナーズ事務局まで、お電話、メール、ホームページ内「CONTACT」にて承ります。

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