島の文化を残し、魅力を伝える開発
宮古島エリアは、半島、砂浜など変化に富んだ自然景観や、民俗芸能、伝統織物など独特な文化的資産に恵まれており、日本にいながらにして南国の雰囲気が満喫できるリゾート地として、年々人気が高まっています。

三菱地所グループは当エリアの風土や歴史といった魅力を発信し、宮古島および沖縄全体の観光産業及び地域経済の活性化に貢献すべく、ホテル(ローズウッド宮古島、ホテルアトールエメラルド宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾート、キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート)の開発・運営や、みやこ下地島空港ターミナルの整備・運営等に取り組んでいます。
“A Sense of Place®”という哲学

2025年、沖縄・宮古島の美しい海岸線に、ローズウッドホテルズ&リゾーツ初の日本進出であり、三菱地所として初のヴィラ開発、ウルトラ・ラグジュアリークラスのホテル開発となる「ローズウッド宮古島」が誕生しました。

ローズウッド ホテルズ&リゾーツは、世界21ヶ国にて30以上のホテル、リゾート、レジデンスを展開しているウルトラ・ラグジュアリー・ライフスタイル・ホテルブランドです。
各ローズウッド ホテルでは、“A Sense of Place®(土地の感性)”の哲学を掲げています。これは、その土地固有の文化や自然、歴史といった要素に深く根ざし、その場所にしかない体験を創出するという考え方で、ローズウッド宮古島でもその理念は貫かれており、建築・インテリア・食・アクティビティのすべてが、島の風土と共鳴するように設計されています。

オランダの建築家ピート・ブーン氏と三菱地所が設計を担当し、ローズウッドの理念に基づき、地元の素材を取り入れながらもミニマルで洗練された空間を築き上げました。
琉球石灰岩、琉球松などの宮古島の伝統的な素材と島特有の美意識、現代のラグジュアリーさを融合させ、光と風、空と海が交錯する“風と水のリゾート”を実現しています。
五感で感じる宮古島の自然と文化

到着すると、まず案内されるのは自然豊かな景色を一望できるフロント。チェックイン手続きを待つ時間から、リゾート気分を満喫することができます。

宮古島産の蜂蜜、ノニというハーブがブレンドされた爽やかなウェルカムドリンク。島の空気が全身を駆け巡り、すっと心を落ち着けてくれます。

手続き完了後は、カートに乗って宿泊する部屋へ。宮古島の風を感じながらの移動は、充実した時間への期待で胸をいっぱいにふくらませてくれること間違いなし。
宮古島の自然と一体になるプライベート空間

ローズウッド宮古島の宿泊施設は、すべて独立型のヴィラで構成されており、各棟がゆとりある敷地に独立して建てられています。

全55室に海を臨むプライベートプールと広々としたテラスが設けられ、目の前に広がる自然とシームレスにつながる滞在を叶えます。
室内は宮古島の自然素材を取り入れたインテリアデザインが施されており、島の風土を感じながら快適に過ごすことができます。
もっとも広いハウスタイプには専用キッチンや複数の寝室、バーベキューグリルなどが完備され、長期滞在やご家族での旅行にも適しています。

部屋に入ると甘い香りを漂わせるフルーツと沖縄食材を使用したスイーツがお出迎え。横には支配人からの直筆のお手紙が添えられており、ローズウッドの徹底されたおもてなし精神に心が温かくなりました。
全室オーシャンビューのため、部屋でくつろぎながら時間帯で表情の変化する海を心ゆくまで堪能できます。
フルーツ、お手紙以外にも部屋の各所におもてなしの気持ちが散りばめられていました。
美食と出会う、島の恵みを味わう至福の時間
4つのレストランとバーがあるローズウッド宮古島では、地元の農家や漁師から仕入れた新鮮な食材を活かした多彩な料理を提供しています。(内一つは今後オープン予定)
宿泊しなくても利用することができるので、まずは気楽にローズウッドの雰囲気を味わいたいという方にもおすすめです。
◾️NAGI:イタリア料理と日本の調理技法を融合させたオールデイダイニング。朝食からディナーまで、季節の食材を使ったメニューを楽しめます。
◾️MAAS:新鮮な地元の魚介類の味を引き立てる料理が魅力のシーフードレストラン。
◾️YUKUU:プールサイドのバーで、カジュアルなスナックやドリンクを提供。
◾️CHOMA:2025年後半にオープン予定のレストランで、寿司、天ぷら、鉄板焼き、焼き鳥などの和食を提供します。

朝食|島の恵みで目覚める
NAGIでいただく朝食は、ゆったりとした時間の中で味わう“滋味”。ハッシュブラウンポテトやベーコン、トーストなどのアメリカンなセットや、サーモン、だし巻き、島豆腐などの和のセットを中心に、地元野菜をふんだんに使ったサラダ、南国フルーツ、自家製のパンなど、多様なメニューが並ぶビュッフェも楽しむことができます。
沖縄産ポークベーコンや、ジーマミー豆腐、フルーツと野菜たっぷりのスムージーなど、島の素材が五感を目覚めさせてくれます。

コンシェルジュ一同のお気に入りはスリーエッグオムレツ。好きな具材をたっぷりの「放し飼い卵」で包んだオムレツはきっとやみつきになるはず。

インフィニティプールから広大な海へと続く眺めは、朝の清々しさを何倍にも高めてくれます。

昼食|光と風を感じるランチタイム
朝食同様、NAGIで昼食をいただきました。
トスカーナ地方の郷土料理をベースにして地元食材を活かしたメニューが中心。
大きな伊勢海老が乗った自家製たまご麺のパスタや、宮古島産トマトを使用した濃厚ソースのミートボール、その他にも丁寧に調理された野菜・魚介・肉料理が豊富に並びます。
島の恵みはデザートにも。沖縄のサトウキビを原料にしたラム酒を染み込ませたババ(フランス、イタリアナポリ名物の焼き菓子)、泡盛コーヒーを使用したティラミス、マンゴーのパンナコッタなど、最後まで島の豊かさを堪能することができます。
青空の下、潮風とともに味わう島の食文化は、特別な記憶として残るはずです。

夕食|五感を満たす贅沢な時間
ディナーは1日の締めくくりに、静かに潮の音を聞きながら“非日常”を体感する美食の時間。“塩”を意味するMAASにていただきました。

魚介の盛り合わせやセビーチェ、帆立貝柱ソテー、伊勢海老の春巻きなど、沖縄の食材を引き立てる洗練された技法で調理。5種類の宮古島のお塩をつけてシンプルにいただくのも、大変味わい深い体験でした。
ワインペアリングや、日本酒、オリオンビールなど、お酒とのマリアージュだけでなく、フルーツ・野菜の搾りたてフレッシュジュース、コンブチャなど、ノンアルコールドリンクも充実しているのもうれしいところ。

ローズウッド宮古島は、“島と調和する”という言葉を徹底して体現する場所。そこで過ごす時間は、旅という枠を超えた“再生と発見”の体験になるはずです。
今回はローズウッドの施設と食の体験を中心にお届けしました。次回はローズウッドで体験できるアクティビティや宮古島アイランドツアーをご紹介します。
それではまたコンシェルジュ便りでお会いしましょう。
〜ローズウッド宮古島の宿泊プラン〜
ローズウッド宮古島には4つのヴィラ(60〜90㎡)と3つのハウス(150〜200㎡)があり、宿泊の目的や人数によってお好みの部屋を選ぶことが可能です。
宿泊プランの詳細はローズウッド宮古島公式ホームページをご覧ください。
https://www.rosewoodhotels.com/jp/miyakojima
ご予約・お問い合わせはメック・グランパートナーズ事務局までご連絡お願いします。
〜メック・グランパートナーズ会員様へのプレゼント〜
NAGIでランチをお食事された方に、おひとり様につきお好みの一品をプレゼントさせていただきます。
※メック・グランパートナーズ事務局経由で2025年10月31日までにご予約の方に限ります。
メック・グランパートナーズ事務局まで、ホームページ内「CONTACT」よりお電話番号、メールアドレスを記載の上ご連絡ください。